. . . 音もない朝のこと 蝋燭を灯すということを始めたころは、夜の暗闇を光で消していくことが仕事だと思っていました。 そのためにはとても沢山の蝋燭が必要で、沢山のエネルギーを消耗して暗闇と格闘していたように思います。 ふと振り返ると、そこにあったのはただ一夜の喧騒、消耗して消...